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悟りを約束された釈迦の後継者。弥勒菩薩の特徴とは

2018年11月22日

静かに考え込むその佇まいから、慈悲深さが漂ってくる弥勒菩薩。

今はまだ修行中の菩薩ではありますが、56億7千万年後に悟りを開き、多くの人を救うことが約束されています。

そんな弥勒菩薩の半跏思惟像は、見る人の心を不思議と落ち着かせてくれる、不思議な力があるのが魅力です。

ここでは、弥勒菩薩の仏像の特徴についてお伝えします。

 

弥勒菩薩とは

「弥勒菩薩(みろくぼさつ)」とは、将来には悟りを開き、釈迦の次に仏となることを約束された、いわば後継者にあたるような存在です。

現在はまだ悟りを開いておらず、修行をしている最中にあります。

しかし、釈迦の教えで救い切れなかった人々を救おうとしている、たいへん尊い存在であることに変わりはありません。

 

弥勒菩薩は、56億7千万年後に如来となり、人類を救うといわれています。

不思議なことに、この56億7千万年という期間は、太陽系の余命とほとんど一致するようです。

弥勒菩薩のように、将来的に悟りを開き多くの人々を救う存在を「未来仏」や「将来仏」と呼ぶことがあります。

 

弥勒菩薩は、サンスクリットでは「マイトレーヤ」という名前です。

このマイトレーヤという名前は、「悲しみ」という意味の言葉が語源であるといわれており、弥勒菩薩が慈悲から生まれた存在であることを示しています。

 

弥勒菩薩の特徴

弥勒菩薩の仏像といえば、「半跏思惟像(はんかしゆいぞう)」が特に多いことで知られています。

半跏思惟像とは、座った状態で足を半分だけ組み、そこへ片手を頬について、まるで深く考え込むようなポーズをした像のことです。

 

この半跏思惟像でもとりわけ有名なのが、京都府の広隆寺のご本尊である「弥勒菩薩半跏像」です。

静かな佇まいの弥勒菩薩は、考え込みながら口元に柔らかい微笑みを浮かべています。

こちらの仏像は国宝に指定されています。

 

また、奈良県の中宮寺のご本尊である「弥勒菩薩坐像」は、飛鳥時代における最高傑作とも称されるほど、美術的にも高い価値が認められている仏像です。

「寄木造り」という新しい手法によって作られました。こちらも国宝に指定されています。

 

弥勒菩薩の仏像に半跏思惟像が多い理由として、弥勒菩薩が修行中の身であり、人々を救うために深く思索していることが挙げられます。

しかし、半跏思惟像のほかにも立像や坐像の弥勒菩薩像も作られています。

 

華美な装飾品や身体的な特徴の少ない弥勒菩薩は、数ある仏像の中でも見分けるのが難しいといえるでしょう。

また、将来的に悟りを開くことを約束されているため、菩薩ではなく如来としての像も存在するという、やや複雑な事情もあります。

 

布袋と弥勒菩薩の関係

日本では七福神のうちの一柱として知られる神様の「布袋(ほてい)」ですが、実は中国においては弥勒菩薩の化身ともいわれています。

 

そもそも布袋は、中国に実在したと伝えられる仏僧が元になっています。

しかし、その出自は謎に包まれている点が多く、実は布袋という名前も俗称です。

いつも大きな袋を背負っていたという逸話から、この名がつけられたといわれています。

この中国の仏僧であった布袋が、死に際に弥勒菩薩の存在を思わせる辞世の偈を残したため、弥勒菩薩の化身ではないかといわれるようになりました。

 

そんな布袋が日本に伝わったのは、鎌倉時代のこと。

当時、福の神として民間で信仰を集めた布袋は、やがて室町時代の後期には七福神として広く知られる存在になりました。

日本においては、布袋が弥勒菩薩の化身であるという説は、あまり浸透していないようです。

しかし、沖縄県には「ミルク」と呼ばれる布袋によく似た神様の仮面が伝わっており、弥勒菩薩と布袋に関係していると考えられています。

 

半跏思惟像を生活空間に飾ろう

弥勒菩薩といえば、国宝にも指定されている有名な仏像を例に見るように、片足を組み物思いに耽る半跏思惟像が定番です。

柔らかく微笑む弥勒菩薩の半跏思惟像には、見る人の心をどこか落ち着けてくれるものがあります。

そんな弥勒菩薩の仏像を、ぜひご自宅のインテリアとして取り入れてみてください。

 

仏像ブランドのRIYAK(リヤク)では、弥勒菩薩の半跏思惟像を取り扱っております。

シンプルな木の質感が、人間のために深く思索する弥勒菩薩の姿を、より引き立てている逸品です。

職人が一つひとつの仏像を手彫りで仕上げており、インテリア向けでありながらも高いクオリティを実現しています。

 

RIYAKの弥勒菩薩像は、観葉植物などのグリーンとも相性がよく、スタイリッシュに飾っていただけます。

和室だけでなく、洋室やモダンなお部屋にも自然と馴染みます。

仏教においても重要な役割を担う弥勒菩薩の仏像を、ぜひご自宅にきれいに飾ってお楽しみください。

 

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弥勒菩薩は、56億7千万年後に悟りを開くことが約束された、釈迦の後継者にあたる存在です。

人々を救うために思索する姿が美しく、よく半跏思惟像で表現されます。

そんな弥勒菩薩の仏像をご自宅に飾るなら、RIYAKの弥勒菩薩像がおすすめです。

高品質な仏像を気軽に日常へ取り入れましょう。

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