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2020年東京オリンピック・パラリンピック記念硬貨で採用!風神と雷神

2020年06月05日

日本人の誰もが目にしたことがあろう日本国宝「風神雷神図屏風」。

俵屋宗達が描いた風神・雷神の絵は教科書等にも掲載されている事から、

日本で一番有名な絵画と言っても過言ではないのでしょうか。

 

そんな風神・雷神ですが

新型コロナウイルスで延期となってしまった

「2020東京オリンピック・パラリンピック」の記念硬貨としても採用となっていました。

この記念硬貨、財務省が行った投票の結果、

全体の43%の支持を得て採用となった経緯があります。

 

日本人の心に根付く風神・雷神とはいったいどんな神様なのでしょうか。

 

風神・雷神の特徴

風神・雷神はその名の通り「風」と「雷」それぞれに司る神様です。

仏教では天部に属し、

千手観音の眷属(けんぞく)である二十八部衆の家来の位置付けになっています。

元々は天候を崩す鬼神だったのですが、

二十八部衆との闘いによって降伏を強いられ仏教の守護神として家来となったそうです。

 

風神は背中に背負った風袋から下界へ風を送ります。

雷神は背中に背負った8個の太鼓をバチで叩いて下界に雷鳴を轟かせます。

 

これらのイメージの原型となったのが、

かの有名な京都・三十三間堂に安置されている風神・雷神像だと言われています。

この像は古来の自然信仰や伝説に基づいて造られた日本独自の像形で

鎌倉時代に運慶の子息の湛慶(たんけい)が作成に拘わったとされています。

後の江戸時代に俵屋宗達が描いた絵はこの像をモチーフとしています。

現在でも日本で風神・雷神のイメージが固定化されているのは、

このような流れからだと思われます。

 

浅草寺と風神・雷神

風神・雷神と言えば、最も有名なのは浅草寺・雷門でしょう。

雷門は実は通称で正式には「風雷神門」と言います。

いつしか時代と共に呼びやすく省略され“雷門”となったようです。

 

風神・雷神は浅草寺を風や雷等の自然災害から守る為の神様でした。

それが時代と共に人々の五穀豊穣への願いや風水害、火災への恐れも結び付き、

信仰に繋がっていきました。

しかし、皮肉にもこの雷門、創建以来幾度も焼失、再建がなされています。

そして江戸末期の田原町大火によって雷門はその後95年間再建はされずにいました。

風神・雷神像は頭部以外焼失してしまいましたが、明治期に身体部分が補刻されています。

 

その後、昭和35年についに95年ぶりに雷門が再建される事となります。

なんと浅草寺に寄進して雷門を再建させたのは

当時の松下電器産業(現パナソニック)の社長・松下幸之助でした。

松下氏は当時関節痛を患っていましたが、

浅草寺の御本尊に祈願したところ快復し、

その御礼で寄進したそうです。

風神・雷神像はその時に補修・彩色されて今に至ります。

 

日常に根付く風神雷神

近代日本では風神雷神をオマージュした作品が数多く作られています。

 

日本昔ばなしから絵本まで、さらには風邪薬のキャラクターとして風神が、

超人気コント番組では雷神が、近年では大人気ゲームアプリでもその存在が使用されています。

 

こうしたことから冒頭の2020東京オリンピック・パラリンピックの記念硬貨として

日本国民の支持を得たことは決して偶然なことではないでしょうか。

 

RIYAKの風神・雷神

木製インテリア仏像ブランドRIYAKでは、

この春BASICシリーズに風神・雷神が“わらべ”シリーズとしてラインナップに加わりました。

この『RIYAK わらべ風神雷神』は可愛らしさをコンセプトとした

キュートな風神雷神のキャラクターとなっております。

今までのRIYAKとはまた違った魅力が詰まった、

わらべ風神雷神をインテリア仏像としてお部屋に飾ってみてはいかがでしょうか?

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